学校や教育現場で使われるネックストラップの特徴と参考製作事例

ネックストラップは学校や教育現場においてもさまざまなシーンで利用されています。今回は、学校用のネックストラップを作ろうとしている方のために、最適な素材やパーツを実際の製作事例をもとに解説します。また、多忙な教育関係者やPCソフトに疎い方でも簡単に注文できる入稿データの作成代行サービスも併せて紹介します。

学校用のネックストラップはどのようなシーンで使われるか?

学校用のネックストラップは主に、学校行事において教職員や学校関係者を一般人と区別する場合に使われることが多いようです。例えば、運動会や文化祭など多くの人が集まるイベントでは、教員・来賓・PTA等の役職がわかるようにネックストラップで名札をつけることで、保護者はどの人が先生なのかすぐにわかります。

また、研修や課外活動で大勢の子供たちを連れて外出するときに先生がネックストラップをしていれば、外部の人でもすぐに区別がつきます。そのほかに、授業参観で保護者の入校許可証として使うといったこともできるでしょう。先端パーツを変えれば、ホイッスルや印鑑などいろいろなものをぶら下げられるので、意外と活用の幅は広いアイテムといえます。

学校用ネックストラップに最適な素材や印刷

弊社で取り扱っているネックストラップの素材は平織りナイロン、袋織りポリエステル、平織りポリエステルの三種類があります。長時間首から下げて使うことが想定される場合は、やわらかい素材の袋織ポリエステルがおすすめです。安価に作成したい場合は光沢のある平織り生地を選ぶとよいでしょう。

学校用ネックストラップは比較的シンプルなデザインであることが多いため、学校名のみを印刷する場合など、色数が少ないのであればシルク印刷がおすすめです。校章のように複雑なデザインのマークや小さな文字を入れたい場合は、細かいデザインやグラデーションもきれいに再現できる熱転写のほうがきれいに印刷できます。

自分でデザインができなくても注文できる

オリジナルネックストラップを製作する際は「データ入稿サービス」を使えば、好きな素材や紐幅を選び、デザインを用意するだけで簡単に注文できます。「職場にデザイン系のソフトを使える人間がいない」、「普段の業務で忙しくてデータを作る時間がとれない」といった場合にはぜひご活用ください。

学校用ネックストラップの製作事例

ここからは、弊社でこれまでに、学校・教育現場関連のお客様からご注文いただいたネックストラップを紹介します。学校用ネックストラップの全体的な傾向として、印刷方法はシンプルなデザインに適したシルク印刷が多く、また、先端パーツは汎用性の高い松葉紐や、名札や許可証入れられるカードケースが多い傾向にあります。

看護専門学校のグラデーション柄のオリジナルネックストラップ

こちらは戸田中央看護専門学校さまのオリジナルネックストラップです。平織りナイロン生地で20mmの幅をお選びいただきました。きれいな桜色とさわやかなグリーンのグラデーションに、戸田中央看護専門学校の名前と桜のロゴマークが入っています。


このように背景色をグラデーションにしたい場合や、ロゴマークの細部まで鮮明に再現したい場合は、20mmの少し太め幅を選び、さらに平織ナイロン生地に熱転写印刷で製作するとよいでしょう。シルク印刷に比べて熱転写印刷はより複雑なデザインに最適です。また、先端にはレバーナスカンをふたつとカードケースを付属。カードケースには学生証や名刺などを入れられるため大変便利です。

商品番号
TP20BC
紐巾
20mm
紐素材
平織りナイロン生地
印刷
熱転写印刷
パーツ
レバーナスカン、カードケース
重さ
27g

学校名を印刷したシンプルなネックストラップ

千葉市立高浜第一小学校さまの学校名を印刷したネックストラップです。学校名のみのシンプルなデザインのため15mm幅を広々と使え、大きく読みやすい文字サイズで印刷できています。

青カラーの平織りナイロン生地に白一色の印刷が映え、学校用として最適な、落ち着いた印象のネックストラップになっています。 また、付属の長さ調整パーツは、体型に合わせて紐の長さを簡単に調整できます。教員や生徒含めて使用するなど使用する人の体格に違いがある場合に便利です。さらに、松葉も付いているので他の物も首から下げられる多機能な仕様となっています。

商品番号
SN15C
紐巾
15mm
紐素材
平織りナイロン
印刷
シルク印刷
パーツ
カードケース、カードクリップ、長さ調整パーツ、松葉

印刷茨城県土浦市の高等学校のロゴ入りオリジナルネックストラップ

つくば国際大学高等学校さまのネックストラップです。平織りポリエステル生地で20mmの幅をお選びいただきましたので、学校名・ロゴ・URLを余裕をもって印刷できました。

このようにロゴやURLなどの細かい文字をデザインに入れたい場合は、細部まで精密に印刷できる熱転写での製作がおすすめです。黒色のジョイントパーツは、左右のツマミを押すだけで簡単に取り外しができて便利です。先端パーツは松葉になっており、携帯電話など、通し穴のあるものは何でも下げられます。平織りで20mmの生地は肩への重みが軽減されるため、重量のあるものをぶら下げたいときおすすめです。

商品番号
TP20P
紐巾
20mm
紐素材
平織りポリエステル
印刷
熱転写印刷
パーツ
パーツ:ジョイントパーツ、松葉、レバーナスカン

専門学校の名前入りオリジナルネックストラップ

こちらは専門学校の学校名入りネックストラップです。着け心地が良く柔らかい袋織りポリエステル製です。オレンジ色に白色のデザインをシルク印刷し、子ども教育の現場にぴったりの明るい仕上がりになりました。

先端パーツのカードケースは名札を入れて使うのに便利です。また、根本が回転するレバーナスカンを使用していますので、ストラップが絡まるストレスを解消してくれます。そのほか付属パーツとして安全パーツ、長さ調整パーツ、さらに松葉紐も付いており、幅広いシーンで利用できるネックストラップになっています。

商品番号
SP10C
紐巾
10mm
紐素材
袋織りポリエステル
印刷
シルク印刷
パーツ
パーツ:カードケース、レバーナスカン、安全パーツ、松葉

まとめ

今回は、学校や教育現場で使うためのネックストラップについて、利用シーンや仕様、製作事例を紹介しました。学校行事で使うオリジナルネックストラップの製作を検討されている方はぜひ参考にしてください。