以前作ったネックストラップと同じものを作るには?

弊社では稀に「新入社員や新しいスタッフが増えたため、自分の会社で使っているネックストラップを追加発注したいが、前任者がどこの印刷会社に発注したのかわからないので、御社で同じものを作れないか?」というお問い合わせをいただくことがあります。

一般的にオリジナルネックストラップはアクセサリー小物などの販売商材と違って、何度も注文するような類の商品ではないため、弊社にご相談いただく方も「ネックストラップの注文は初めて」という方ばかりです。

そこで今回は、既成のネックストラップと同じものを作りたいという方のために、注文前の注意点や注文の流れをご紹介したいと思います。

過去に弊社で作ったネックストラップの場合

過去に弊社で作成したネックストラップと同じものを再度注文する場合は、メールフォームよりお問い合わせいただきリピート注文である旨をお伝えください。弊社ではご注文いただいてから一定期間は入稿データを保管しておりますので、前回の入稿データが弊社に残っていれば、再度データを送っていただくことなく、スピーディーに見積り・注文手配ができます。

前回の注文から数年経過している場合

前回の注文から数年経過している場合であっても、弊社に入稿データが残っている場合がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

過去にご注文いただいた際の入稿データが弊社に残っていない場合は、再度入稿データ送っていただく必要があります。前回ご注文いただいた際の入稿データがあればそのファイル一式を、ない場合はお客様側で再度データをご用意いただきます。

他社で作ったネックストラップの場合

他社で作成したネックストラップであっても、その時に使用した入稿データがあれば、同じデザインを弊社のネックストラップに印刷することができます。

ただし、入稿データのフォーマットは印刷会社によって異なるため、弊社の入稿用テンプレートのフォーマットに沿った形式でデータを作り直していただくか、弊社のデータ作成サービス(有償)をご利用いただく必要があります。

また、印刷会社によって、印刷の種類や印刷可能な範囲、ネックストラップの紐色・紐幅や付属オプションなどが異なるため、デザイン(絵柄)は同じものが印刷できても、仕様を含めて完全に同じものは作れない場合があります

過去に他社で作成したオリジナルネックストラップを弊社で追加注文したい場合は、お問い合わせいただく際に、前回注文時に使用した入稿データとネックストラップの現物写真などをあわせてお送りいただくと弊社での製作可否のご案内がスムーズに行えます。

ネックストラップの現物から同じものが作れるか?

ネックストラップの再注文に関するご相談で多いのが、「ネックストラップの現物は手元にあるが、前回注文した際の入稿データは手元にない。現在使用中のネックストラップを御社に送ったら同じ物が作れないか?」というケースです。

このような場合は、送っていただいたネックストラップの絵柄をトレースして、印刷用の入稿データを作り直すことになります。一度紐素材に印刷された絵柄を再度データ化するため、現在使用中のネックストラップとほぼ同じ仕上がりに近づけることはできますが、完全に同じデザインを再現するのは難しいと考えた方が良いでしょう。

また、弊社のオリジナルネックストラップは弊社の中国工場もしくは提携工場で製造を行っており、各工場では品質向上のため定期的に製品の見直しを行っているため、ネックストラップの紐色、サイズ、付属オプションなど、細かい仕様においても、前回の注文と完全に同じものが作れるとは限りません。これらの点についてはあらかじめご了承ください。

まとめ

今回は、使用しているネックストラップと同じネックストラップを追加で注文したいときの注文手順と注意点を紹介しました。「以前注文したネックストラップと同じものが作りたい」、「どこで注文したのかわからないが、手元にあるネックストラップと同じものを作りたい」という方はぜひ参考にしてください。最後に要点をまとめます。

過去に弊社でご注文いただいたネックストラップの場合、メールフォームにて追加注文である旨をご連絡ください。弊社に前回の入稿データが残っていれば、すぐに同じデザイン・仕様のものが追加製作できます。(ただし紐色や印刷の色味などの細部が若干異なる可能性があります。)

他社で作成した、もしくはどこで作ったかわからないネックストラップの場合は、注文時の入稿データを送っていただければほぼ同じものが作れますが、紐色などの細かい仕様をどこまで再現できるかは要相談となります。

入稿データが一切残っておらず、手元にある現物から作成したい場合は、現物の絵柄をトレースして入稿データを再度作る必要があるため、他の場合よりも時間と費用がかかる上、完全に同じものを作るのが難しい場合があります。