縫わずに簡単!手作りネックストラップの作り方

幼稚園の入園や小学校の入学準備で大変なのが、手提げ袋や巾着袋などの手作り品です。そして、あとから必要であることがわかり、急いで作ることになることが多いのが、ネームを下げるために使うネックストラップです。外注するほどでもないし、100均のものでは味気ない。でも、ミシンや裁縫はもうしたくない。そこで、少しでも可愛く、安く、簡単にネックストラップを手作りする方法を紹介します。

縫わずに簡単!手作りネックストラップの作り方

ネックストラップは簡単に作れる

ネットで検索すると細部までこだわったネックストラップがたくさんでてきますが、ちょっとしたものだったら裁縫せずに簡単に手作りできます。今回は、家にあった余った布と100均で購入した物だけで作ってみます。

必要な材料

ネックストラップ完成品のサイズが幅1cm、長さ90cmの場合です。


布(幅4cm☓長さ92cm)

布用接着剤(セリア100均)

ナスカン(セリア100均)

布を裁断

幅4cm☓長さ92cm(実際に首から下げる長さプラス2cm)で布を裁断します。一般的なサイズは90cmですが、首から布を下げてみて胸の下あたりに先端を合わせて測ります。ストラップが頭から抜きやすい長さにしてください。

お子様用に作る場合は、首から下げるよりも、たすき掛けで使用した方が安全なので少し長めになります。実際にたすき掛けで長さを測ってから裁断してください。

布に折り目を付ける

布幅を半分に折ってアイロンで折り目をつけます。下の画像のように、両端の布を織り込むようにして1cm幅になるようにアイロンで折り目をつけてください。

手作りネックストラップ布に折り目を付ける

アイロンを使わずに布を折っただけでも問題ありません。布が広がらない様にピンなどで固定しておけば大丈夫です。完成品は少しフワッとした筒状になるので自然な仕上がりになります。

布用接着剤で接着

折り返した内側の布に隙間なくボンドを塗ります。ヘラを使って塗り忘れがないように丁寧に塗ります。うちにはヘラがなかったので、無料でもらえるアイス用スプーンで代用しました。すごく塗りやすかったです。

手作りネックストラップ布用接着剤で接着

接着剤は渇きやすいので、いっぺんに塗らずに10cmくらい布に塗ったら貼り合わせるを繰り返してください。(接着剤がはみ出てると、次に紹介する当て布にひっつきます。)

アイロンで強力・速乾接着

アイロンを使えばすぐに乾いて丈夫になります。アイロンは当て布をしながら中温(120~160℃)で約10秒ほどドライアイロンします。この時、アイロンを強く押し付ける必要はありません。アイロンを動かしてしまうと布がよれたり接着剤が出てきてしまうこともあるので、アイロンをそっと置くだけにしてください。アイロンがない場合は、生地が動かないように重い本などで24時間放置すればくっつきます。

※使用する接着剤によって使用方法が異なるので、注意書きを読んでからお使いください。

ナスカンをつける

1cm幅の紐状になったら、先端どうしを合わてネックストラップの形を作ります。一度首にとおして先端を重なるように合わせるとネームが正面にくるように作れます。

布の先端が2cm重なるようにして接着します。2cm接着した部分をさらに1cmだけ折ってナスカンを通したら布を接着します。この時、ナスカンには接着剤が付かないように注意してください。

同じく当て布をしてアイロンします。金属部分が熱くなるので冷めてから触るようにしてください。ちょっと面倒に見えるかもしれませんが、縫うであろう箇所を接着すれば大丈夫です。

完成

ナスカンの先端にネームケースなどを付ければ完成です。ストラップにリボンやワッペンを接着しても可愛いです。

手作りネックストラップ完成

完成までの所要時間:20分(乾燥時間は除きます)
費用:100円×2=200円(税別)

もっと簡単にリボンで作る

布ではなくリボンを使えば、ボンドもアイロンも使わずにネックストラップが手作りできます。

  1. リボンを裁断(鞄用ベルトのように厚みがあり柔らかい質感のリボンがおすすめ)
  2. 裁断した両端をリボン留め金具で固定
  3. ナスカンを付ければ完成

まとめ

入園・入学準備の余り布で、簡単にネックストラップを作ることができました。オリジナル感や手作り感を出したい方におすすめです。ネーム下げ以外にも、遊園地のチケット入れなどでも使用できるので便利ですよ。