ネックストラップの紐色別製作事例とそれぞれの色の特徴
ネックストラップの紐色は首から下げたときの見た目や印象を大きく左右するとても重要なポイントです。ネックストラップのオリジナル制作をする際、紐色や印刷色に迷ったときのために、制作実績を紹介しながら色の特徴を説明します。
黒い紐のネックストラップ
黒は、実寸より小さく見える収縮色であることから、全体的に引き締まって見え、シャープな印象を与えます。さらに、重厚感を感じる色でもあるため、ネックストラップに高級感を出したいときにとてもおすすめです。
黒のネックストラップは、他の色とぶつからず、何色の印刷でもマッチするので、デザインの幅も広がります。ただし、印刷色の明度が低すぎると黒と同化して見えづらくなってしまう場合があります。紹介した制作実績のように、白や明るいオレンジ色など、明度の高い色を使用するとデザインがよく映えるネックストラップを作成できます。
黒い紐のネックストラップは性別、年代問わずさまざまな人が使いやすいということもあり、イベントやフェス関係で私用するネックストラップとして人気があります。どんな場面でも使いやすい、汎用性のある紐色です。
青い紐のネックストラップ
青などの寒色系の紐色は、クールでスマートな印象を与えられます。青は嫌う人が少ないといわれ、人に不快感をあたえない色なのでとても人気があります。弊社の制作実績でも多くのお客さまがブルー系の紐色でネックストラップを制作しており、ネックストラップの紐色選びでは一番オーソドックスな色といえるでしょう。基本的にどんな場面でも違和感なく使えますが、企業の社員用などビジネスシーンでは特に使用されています。
紺の紐色を使用すると上品でシックなネックストラップになります。紺色は、やわらかい印象と威厳のある重厚感、どちらも演出できる使い勝手のいい色です。このような落ち着いた紐色には、シンプルな白でデザインを印刷するのがおすすめです。紺×白の組み合わせはどんなデザインでもなじみ、見やすいので、多くのお客様にお選びいただいています。ほかにも、黄色やピンクなどの明るい色味も紺色とよく合うため、華やかさやインパクトをつけたい人に最適です。
ライトブルーは、先ほど紹介した青色のスマートさはそのままに、爽やかさや清涼感をプラスしたネックストラップを作成できます。また、ライトブルーは空や海などの広がりを連想させるので、人に解放感を感じさせたり、リラックスさせたりする効果があるといわれています。解放感はコミュニケーションの活性化にもつながりますので、いろいろな場面で効果的です。青色や紺色のネックストラップはまじめでクールな印象でしたが、ライトブルーはより気軽な雰囲気のシーンにもおすすめです。もちろんビジネスシーンでも問題なくお使いいただけます。ライトブルーの紐に印刷する際は、紺や黒など同系色や、明度の低い色を使用するとよりデザインが映えます。
赤い紐のネックストラップ
赤色はエネルギーを感じさせる色として有名です。実際に、赤色にはアドレナリンを分泌させる効果があるといわれており、人々の意欲を高める色としてマーケティングなどにも使わています。彩度の高い赤の紐色にすることで、アクティブで活動的な印象のネックストラップを作れます。また、赤は人々の目を引き付けやすい色でもありますので、より目立つストラップを作りたい団体さまにもおすすめです。このような彩度の高い赤色のネックストラップに印刷するときは、明度の高い色を使うとデザインが見やすいです。反対に、明度の低い色である黒や紺などで印刷すると、強くかっこいい印象になります。さらに、赤自体がとても主張のある色ですので、無彩色を使うと全体にまとまりが生まれます。作りたいイメージによって適した色を選択しましょう。
ワインレッドのような深い赤の紐色は上品で大人っぽい印象のネックストラップになります。先ほどの彩度の高い赤と同じ系統の色ではあるものの、与える印象はガラっと変わります。この色は高級感と落着きがある色なので、比較的どんなシーンでも使いやすいです。ワインレッドを使う場合、平織ナイロンなど光沢のある素材を使用すると、さらに上品さを格上げできます。
ピンクの紐色は、活発な印象に加えてやわらかさとかわいらしさのあるネックストラップを作成できます。ピンクには肌の血色よく見せる効果があるので、健康的な印象を与えたい場合におすすめです。やさしさや思いやりを連想させる色あいでもあり、看護施設や薬局のストラップなどによく使われています。ピンクは、意外にもさまざまな色と合わせやすい色です。色相の近い色よりも、色相環の反対側にある色でマッチするものを選ぶと、華やかで印象的なネックストラップが作成できます。
黄色の紐のネックストラップ
黄色やオレンジの紐色を使うと、明るく活発な印象のネックストラップを作成できます。黄色は人の目を強くひきつける効果があり、広告や店内ポップなどにもよく使われています。そのため、ネックストラップの主張を強くして、より目立たせたいときにおすすめの紐色です。先ほど紹介した赤色も人の目を引き付ける色ではありますが、黄色のほうがよりライトで華やか、楽しいイメージを与えやすいです。
黄色のネックストラップには、黒や紺、深緑、ワインレッドなど、明度が低い色の印刷が映えます。黄色の特徴である華やかさを活かしたデザインにしたい場合は、印刷色も少し落ち着いた色味を選ぶのがおすすめです。彩度の高い黄色に対して濃い色で印刷をすると、デザインによっては激しい印象をあたえるネックストラップになる場合もあります。使用用途や作成のイメージにあわせて、適した組み合わせを選びましょう。
また、オレンジの紐色にも似たような効果があり、黄色同様にポジティブで活発な印象をあたえます。オレンジの紐色に黒字で印刷した制作実績は、体育協会の活発なイメージにとても最適なデザインといえます。楽しく盛り上がりたいフェスやイベント・お祭りごとなどのシーンにおすすめです。
緑色の紐のネックストラップ
緑色は、信頼感と真面目な印象を与えつつも、かたくなりすぎない落ち着いた色です。そのような効果から金融機関や保険関係のイメージカラーでもよく目にする色で、ネックストラップにおいても信頼感の重要な医療機関や教育機関での使用において人気があります。自然を彷彿とさせる緑の色は、安心、安定、調和を表す色だといわれおり、人の心を穏やかにしてくれます。緑色は黄色と青の中間の色相なので、黄と青、二つの効果の両方を兼ね備えているといえます。
緑色のネックストラップの素材は袋織りポリエステルを使えばやわらかい印象に、平織ナイロンを使えば高級感のある印象に変化します。比較的どんなシーンにもなじむ汎用性の高い色です。緑色は、ほかの色との組み合わせを選ぶのが少々難しい色でもあります。シンプルに仕上げたいならホワイト、またはそれに近い色が無難です。シンプルかつ印刷もみやすくなるので、迷ったときにはおすすめです。より文字を目立たせたい場合は、明るい緑地なら黒、濃い緑地なら黄色もデザインが映えますので、イメージにあわせて最適な色を選びましょう。
まとめ
ネックストラップ作成での紐色選びに迷った人に向けて、それぞれの色の特徴、効果、イメージなどを弊社の制作実績とともに紹介しました。この記事を参考にして、より使用用途や作りたいイメージにあった紐色を選びましょう。弊社では作成の際にデザインイメージ図をお作りしております。色の組み合わせのイメージが浮かばないときにとても便利ですのでぜひ参考にしてください。