はがきサイズのスタッフパスってどう作る?イベント主催者向け基礎ガイド

初めてイベントを主催する方や、スタッフ管理の仕組みをこれから整えたいという方にとって、スタッフパスは「とりあえず何か作ればいい」と後回しにされがちなアイテムのひとつです。しかし、適切なスタッフパスを準備しておくことは、会場のセキュリティ管理や運営の円滑化に直結します。本記事では、スタッフパスの基本的な役割から、はがきサイズを選ぶ理由、記載すべき情報、制作方法の種類まで、全体像をわかりやすく整理します。
スタッフパスとは?イベント運営に欠かせない理由
スタッフパスとは、コンサートや展示会、スポーツイベントなどの場で、スタッフと一般来場者を区別するために用いられる識別証のことです。「バックステージパス」とも呼ばれ、イベント運営の現場では欠かせないアイテムとして広く使われています。
その主な役割は、セキュリティの確保です。パスの有無によって、ステージ裏や機材置き場など関係者以外が立ち入ってはいけないエリアへのアクセスを管理できます。大規模なイベントほど、スタッフを素早く識別し、入退場を適切にコントロールする必要があるため、スタッフパスの存在感は増します。
また、セキュリティ面だけでなく、チームの一体感を生み出すという側面もあります。同じデザインのパスを携帯することで、スタッフとしての意識が高まり、イベントを盛り上げる要素のひとつにもなります。
はがきサイズが選ばれる理由 – 名刺サイズとの比較
スタッフパスのサイズは、名刺サイズ(55mm×91mm)が最も一般的です。一方で、はがきサイズ(100mm×148mm)は、より多くの情報を記載したいときや、視認性を高めたいケースで選ばれます。
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名刺サイズのスタッフパス -

はがきサイズのスタッフパス
名刺サイズは携帯しやすく、コストも抑えられますが、文字が小さくなりがちで離れた場所からの識別には不向きです。はがきサイズは面積がおよそ2.7倍あるため、氏名・役割・権限エリアといった情報を余裕を持ってレイアウトできます。大会場や屋外フェスなど、スタッフが動き回る環境では、遠目からでも一目でわかるはがきサイズのほうが実用的な場面が多くあります。
はがきサイズよりも大きいA5サイズなどは、情報量では申し分ありませんが、首から下げて動くには大きすぎるため、スタッフパスとしての用途にはほとんど使われません。携帯性と視認性のバランスという点で、はがきサイズはちょうどよい選択肢といえます。
スタッフパスに載せるべき情報の基本セット
スタッフパスに記載する項目は、イベントの規模や性質によって異なりますが、一般的に以下の情報が基本セットとされています。
- イベント名・開催日時・開催場所
- 参加者(スタッフ)氏名
- 顔写真
- 役割・担当エリアの区分
- 有効期限や注意事項
特に役割や権限エリアの区分は、色やデザインで視覚的に差別化しておくと、現場での判断がスムーズになります。「STAFF」「ALL AREA」「PRESS」といったカテゴリを設け、パスの地色や帯の色を変えるといった工夫は、大規模イベントでよく使われる手法です。

なお、はがきサイズであれば、これらの情報をゆとりあるレイアウトで配置できるため、デザインの自由度が高いのもメリットのひとつです。
手作り・テンプレート・印刷発注、制作方法の3パターン
スタッフパスの制作方法は、大きく3つに分けられます。
手作り(自社印刷)
WordやCanvaなどで作成し、自社のプリンターで出力する方法です。少枚数・急ぎの場合に向いており、コストを最小限に抑えられます。ただし、仕上がりの質感や耐久性は限られるため、屋外イベントや長期利用には不向きです。
テンプレート活用
インターネット上には無料のスタッフパス用テンプレートが公開されており、デザインソフトに取り込んで編集できます。一定のクオリティを保ちながら、デザインにかける時間を短縮できる点が利点です。入稿データをそのまま印刷会社に渡せる形式のものもあります。
専門業者への印刷発注
仕上がりのクオリティや耐久性を重視するなら、印刷・制作の専門業者に依頼する方法が最も確実です。ラミネート加工やプラスチックカード仕様も選べるほか、ネックストラップとセットで発注できる業者も多く、パスとストラップの統一感を出しやすいメリットがあります。まとまった枚数を作る場合は、1枚あたりのコストも大幅に下がります。
費用感の目安 – 枚数・仕様別のざっくりコスト
制作コストは、仕様や発注先によって幅がありますが、おおよその目安として以下のように整理できます。
- 手作り(自社印刷)
- 用紙代・インク代のみ。数十円〜数百円程度
- ラミネート加工(外注)
- 50枚前後で数千円〜1万円台が一般的
- プラスチックカード仕様(外注)
- 枚数・仕様により異なるが、はがきサイズの大判タイプは名刺サイズより割高になる傾向がある
ネックストラップをセットで発注すると、別々に手配するより納期・コスト面で効率的な場合があります。オリジナル印刷入りのストラップを希望する場合は、デザインデータの準備も合わせて進めておくとスムーズです。
弊社で取り扱っているカードケース付きネックストラップの価格・仕様については以下のページからご確認いただけます。
まとめ:スタッフパス作りの全体像
スタッフパスは、会場のセキュリティ維持とスムーズな運営のために、イベントに欠かせないアイテムです。はがきサイズを選ぶことで、情報量と視認性を両立でき、大規模な会場でも識別しやすいパスを用意できます。
制作方法は、手作り・テンプレート活用・専門業者への発注の3パターンがあり、イベントの規模や予算、求めるクオリティに応じて選ぶのが基本です。記載項目を事前に整理し、役割ごとの色分けなどを取り入れておくと、当日の運営がさらに円滑になります。
これからスタッフパスを準備する方は、まずは必要な情報の洗い出しと枚数の確認から始めてみてください。