企業ロゴ入りネックストラップが選ばれる理由と効果的な使い方
企業のブランディングやプロモーションを考えるうえで、ネックストラップにロゴを入れるのは、とても効果的な方法のひとつです。社員証や入館証を身につける場面は意外と多く、そこに企業ロゴが入っているだけで、自然とブランドの印象を広げることができます。
この記事では、ロゴ入りネックストラップが選ばれている理由や活用シーン、デザイン・印刷のポイントについて、わかりやすくご紹介します。
なぜ企業ロゴ入りのネックストラップが選ばれているのか?
企業や団体にとって、ネックストラップはただの社員証ホルダーではなく、ブランディングとセキュリティを兼ね備えたアイテムです。特に企業ロゴ入りのネックストラップは、以下のような理由から多くのシーンで選ばれています。
社外イベント・展示会でのPR効果
展示会や企業説明会などの社外イベントでは、第一印象が重要です。ロゴ入りのネックストラップを身につけることで、来場者に対して自然な形で企業名をアピールできます。また、写真やメディア露出の際にもロゴが視認できるため、広報効果が高いというメリットがあります。
社員の所属認識・防犯対策にも有効
社内外で社員が一目でわかるロゴ入りストラップは、部外者との区別や情報漏えい対策としても活躍します。オフィスビル内や工場・イベント会場などで「どの会社の人か」が明確になるため、セキュリティ管理の観点からも導入する企業が増えています。
社員証や入館証に統一感を持たせられる
個別にバラバラのストラップを使用していると、全体の印象が雑然としてしまいます。ロゴ入りのオリジナルストラップを全社員に支給することで、社内の一体感や統一感を演出できます。来訪者に対しても、きちんとした企業イメージを伝えることができます。
ロゴ入りネックストラップのデザイン手順
ネックストラップに企業ロゴを印刷する際の、基本的な手順と注意点をご紹介します。
1. 高解像度のロゴデータを準備する
企業ロゴを印刷する際は、AI形式やPDF形式のベクターデータが最適です。これにより、どんなサイズにも劣化せず美しく再現できます。JPEGやPNGでも対応可能な場合がありますが、細部の再現性や画質に限界があるため、特にこだわりたい企業には非推奨です。
2.ロゴの映える素材・カラーを選定する
ロゴが最も目立つように、ネックストラップの素材やカラーを選ぶことが重要です。たとえばコーポレートカラーと反対色を用いることでロゴが引き立ちます。また、ロゴに多色を使用している場合は、昇華転写などフルカラー対応の印刷方法を選ぶとより自然な仕上がりになります。
3. ロゴの繰り返し回数と配置を決める
印刷範囲内なら、さまざまなバリエーションで配置できます。



ネックストラップに、ロゴを複数回印刷する場合は、ロゴの繰り返し間隔や配置バランスが重要です。10〜15cm間隔で自然にロゴが配置されると、視認性が高く、企業の印象アップにもつながります。片面印刷・両面印刷の選択も、使用シーンに合わせて検討しましょう。
4. 文字・キャッチコピーの印刷可能サイズ
印刷方式(シルク印刷・昇華転写など)によって、文字や線の最小サイズには制限があります。特に企業名やスローガンなどを併記する場合、6〜8ポイント以上のフォントサイズが推奨されます。線の太さも0.2mm以上を確保しましょう。細すぎるデザインは印刷時にかすれてしまう恐れがあります。
5.入稿テンプレートを用意する
専用の入稿テンプレートを活用することで、サイズや配置のミスを防げます。Illustratorでテンプレートに沿ってデータを作成し、ガイドラインに従ってロゴとテキストを配置しましょう。テンプレートは各商品ごとに異なるため、対象商品に対応したものを使用してください。
6. 仕上がりイメージの確認と修正
最終的な仕上がりイメージ(試作品)の制作も可能です。現物で、ロゴの位置・サイズ・配色などをチェックしましょう。複数人で確認することで、意図しないデザインミスを防げます。
制作事例
ネックストラップに企業ロゴを印刷する際、デザインに迷われた方は、ぜひ制作実績をご覧ください。用途に応じたさまざまなデザイン事例を掲載していますので、参考にしていただけます。
【店頭・イベント向け】

15mm幅の平織りポリエステル生地に昇華転写でロゴと文字を鮮明に印刷。鮮やかなピンク地に白文字のシンプルなデザインで、高級感ある光沢が特徴です。裏面には英語メッセージも印刷しました。
【社員証・社内利用向け】

10mm幅の平織りナイロン生地を使用し、濃紺に白の企業名とロゴが映えるデザインです。落ち着きと信頼感を与えるシンプルかつ上品な仕上がりです。
【学校・団体向け】

20mm幅の平織りポリエステル生地に昇華転写で「JSB」ロゴとバスケットボールマークを鮮明に印刷。表裏でブルーとホワイトを使い分け、豊かな色彩と高級感ある光沢が特長です。
よくある質問(FAQ)
- デザインが苦手でも大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。企業ロゴの印刷が初めての方や、デザインに自信がない方でも安心してご依頼いただけます。当社では、無料のテンプレートの提供や、入稿データの作成代行サービスを行っております。専属デザイナーがお客様からご提供いただいたデザイン素材をもとに入稿データを作成します。
- ロゴだけでなく、スローガンや会社名も一緒に入れられますか?
- はい、可能です。企業ロゴに加えて、会社名やキャッチコピー、スローガンなども一緒に印刷ができます。
たとえば、「会社ロゴ+企業理念」
「ブランドロゴ+イベント名」
「ロゴ+部署名(社員証ストラップなど)」など、用途に合わせて自由なテキスト追加が可能です。ただし、文字サイズや線の太さに制限があるため、印刷方式に応じた最小サイズ(6〜8pt以上)や太字フォントの使用をおすすめします。デザインテンプレートに沿ってレイアウトすることで、より見栄えよく仕上がります。
まとめ|まずはロゴデータを準備して相談してみよう
企業ロゴの印刷は、一見ハードルが高そうに感じられますが、実際の作業はとてもシンプルです。一番大切なのは、「どんなイメージで見せたいか」という企業としての伝えたい方向性。あとはそのイメージをもとに、プロの手で最適な形に仕上げていきます。「ロゴの位置はどうする?」「キャッチコピーも入れられる?」といった細かなご希望も、ロゴデータさえあればしっかり対応可能。「入稿データを作成できるか自信がない…」という方も、テンプレートや、入稿データ作成代行サービスがあるので安心です。
ご不明な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。お客様の目的やご希望に応じて、最適なネックストラップをご提案いたします。